こんにちは、やまやまです。
特に贅沢をしているわけでもないのに「なぜかお金がない」「毎月ギリギリで貯金できない」と悩んでいる方も多いのではないのでしょうか?
「将来が不安で貯蓄したいのに給料も増えない、時間もなくて副業もできない、転職しようにもスキルもない、どうすればいいんだーーーー!」と嘆いているあなた、慌てなくても大丈夫です。
お金が貯まらない人には共通の特徴が4つあります。
その特徴を把握した上で、上手にお金を貯めるために解決する4つのコツも解説しますので、是非最後まで読んでみて下さい。
お金が貯まらない原因
お金が貯まらない人には必ず原因があります。
お金が貯まらない状態を脱却するためには、原因を知ることが第一歩です。
まずはなぜお金が貯まらないのか、考えられる原因を見ていきましょう。
自分に該当している項目がないか確認してみてください。
収支を把握していない
お金が貯まらない人に共通する1つ目の原因は収支を把握していない事です。
- 今月いくら入ったか【収入】
- 今月いくら使ったか【支出】
収入がわからないと今月いくら貯金できるのかが分かりませんし、支出がわからないとどの項目を節約すればいいのか分かりません。
特に共働き世代などは収入や支出を分けている家庭も多いため、1つにまとめるか各自ごとに把握する必要があります。
浪費が多い
お金が貯まらない人に共通する2つ目の原因は浪費が多い事です。
お金の使い方は大きく3つに分類できます。
消費 | 生活する上で必要不可欠な費用(光熱費、通信費、家賃、税金など) |
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投資 | 自分の将来に関わる費用(資産運用費、自己投資費など) |
浪費 | 必要のない無駄な費用(衝動買い、ギャンブル、必要以上の贅沢など) |
別になくても困らないのに安いからと不要な物を買ってしまったり、セールなどでおトクだからと手を伸ばしていませんか?
浪費は不要なお金です。浪費は本来であれば貯蓄に回すことができます。
お金を使うときは、このお金が「消費」「投資」「浪費」のどこに該当するのか、一度立ち止まって考えることが大切です。
- このお金は本当に必要なのか?
- このお金の使い方は自分を豊かにしてくれるのか?
なるべく浪費の割合を減らすよう心がけましょう。
余ったお金を貯蓄に回そうとしている
お金が貯まらない人に共通する3つ目の原因は余ったお金を貯蓄に回そうとしている事です。
明確に毎月の貯蓄額を決めず、お金が余ったらその分を貯蓄に回そうと考えていると、なかなか貯めることはできません。
お金に余裕があると何気なく日々の生活の中でお金を使ってしまい、「あれ?そんなに買い物してないのに、もうお金がない…」という経験をしたことはないでしょうか?
例えば、毎日出勤前にカフェで700円、帰りのコンビニで300円使ったとします。
1カ月20営業日としてなんと20,000円です。1年間で240,000円ですね。
ちょっとした旅行に行けそうです。
毎日のルーティーンの中でなんとなく習慣付いてる「ながら買い」を見直すだけでも、長期的には大きな効果を生みます。
リボ払いやローンで買い物をしている
お金が貯まらない人に共通する4つ目の原因はリボ払いやローンで買い物をしている事です。
特に今の時代はキャッシュレス決済で手元に現金がなくても、リボ払いやローン払いを利用すれば手軽に買い物ができちゃいますよね。
でも買うものが大きいほど利息の支払い額は馬鹿にならず、毎月の支払いだけで家計を圧迫してしまう可能性があります。
人はどうしても目先の感情でその場に流されやすいという傾向があります。
本来は買った後で使用する事が重要なのに、購入をする行為そのもので満足していませんか?
- 期間限定割引で購入したゲームソフトが遊ばれずに積みゲーしている。
- 3着まとめ買いで割引している服が1度も着られずに収納されている。
- お徳用で箱買いしたお菓子が食べきれずに賞味期限切れになった。
大切なのは「欲しいかどうか」より「必要かどうか」です。モノを買うときに、「必要かどうか」という明確な判断基準を持っていると、無駄な出費や衝動買いを抑えることができます。
本当に必要なとき以外は一括払いにして、できるだけリボ払いやローンは利用しないように心がけましょう。
お金を貯めるためには
お金が貯まらない状態から脱出するためには、正しい対策と行動が必要になります。
それらを解決するコツを解説します。
貯蓄をする目的を決める
解決するコツ1つ目は、貯蓄をする目的をはっきりとさせましょう。
目的がないと貯蓄のモチベーションも上がらないですし、意思が揺らいで貯蓄をやめてしまうかもしれません。
「そもそも今の自分には貯蓄が必要なのか?」をはっきりさせることで、今後のライフスタイルが大きく変わります。
家が欲しい・車が欲しいなど、明確に購入したい物があれば具体的な金額まで調べましょう。
老後は不安・職が無くなったら不安など日々の生活に必要な金額ならば、毎月の生活に必要な金額を調べましょう。
まずはなんのために貯蓄をする必要があるのか、そしてその目的のためにはいくら貯蓄が必要なのかを考えましょう。
家計簿をつけて収支を把握する
解決するコツ2つ目は、家計簿を付けて収入と支出を把握する事が大切です。
家庭のお金の流れを把握できなければ、いくら貯蓄できるかがわからないからです。
特に支出の把握はメチャクチャ重要なので、まず給料から住居費や光熱費、通信費などの固定費と比較的優先度の高い食費や日用品、交通費などの変動費を「見える化」します。
最終的に残ったお金が余剰資金となるので、その中で交際費などの娯楽費用をやりくりするのが良いでしょう。
ただ家計簿を付け始めたものの、継続できず挫折した方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめの家計簿ソフトは「マネーフォワードME」です!
口座やカードなどの登録は無料で10件登録できる家計簿アプリです。
初期設定も簡単なので、一度連携すればその後の手間の大半が自動化されます。
まだ何も利用していない方や、今の家計簿が使いにくいと感じている方は是非活用してみて下さい。
先取り貯蓄をする
解決するコツ3つ目は、家計簿などで収支の把握した後に収入の中からまず貯蓄する金額をよけて残りのお金で生活するようにしましょう。
先述したように余ったお金を貯蓄に回すやり方は気付かずにお金を使ってしまう「ながら買い」になりやすいので、思ったように貯蓄ができません。
確実に貯蓄をしたいのであれば、自分で決めた金額を先に取り除き、最初から無いものとして考える「先取り貯蓄」がおすすめです。
生活費を見直す
解決するコツ4つ目は、収支を正確に把握した上で生活費を見直しましょう。
支出を減らせば減らすほど残ったお金を貯蓄に回す事ができます。
1つずつ少額でもいいので見直す事ができれば、長期的には大きな節約となります。
生活費には大きく「固定費」と「変動費」の2つに分けられます。
まずは固定費を見直しましょう。
固定費は一度見直すとそれ以降毎月安くなるので、節約効果はとても大きいです。
水道光熱費や通信費は、契約内容や使い方を見直すだけでも大きく支出を削減できる可能性があります。
固定費の見直し方・節約方法などは下記記事も参考にして下さい。
まとめ
今回はお金が貯まらない原因4つと、解決のコツ4つを紹介しました。
- 収支を把握していない
- 浪費が多い
- 余ったお金を貯蓄に回そうとしている
- リボ払いやローンで買い物をしている
- 貯蓄をする目的を決める
- 家計簿をつけて収支を把握する
- 先取り貯蓄をする
- 生活費を見直す
お金を貯めるために非常に重要なのは貯める力をつけることです。
収入を増やすことよりも支出を減らすことの方が、再現性が高く誰にでも始められるからです。
時給1,000円で月に9時間多く働いて9,000円稼ぐよりも、1日300円節約して月に9,000円残すのも同じ9,000円です。
節約の力は侮れませんね!
お金がなかなか貯まらないと悩んでいる方は是非お金を貯めるためのコツを参考にして、貯める力を身につけて下さい。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。